栃原岩陰遺跡シンポ開催間近! [講座・講演会]
「栃原岩陰遺跡シンポジウム2010 ここまで分かった栃原岩陰遺跡」のお知らせ その2
前回、このブログでお伝えした「栃原岩陰遺跡シンポジウム2010」
再度藤森さんからのお知らせです。
栃原岩陰遺跡の下層部から出土している表裏縄文土器については、これまで草創期末に位置づける意見と、早期初めに位置づける意見が対立していました。
実際に、早期押型文系土器より下の層位から出土していることや、石器等に押型文期とは異なる様相が認められるのも事実です。しかし一方で、関東地方の早期初頭井草式とよく似た土器の存在や、同じレベルから撚糸文系土器がわずかに認められることを指摘することも出来ます。
実は今回、表裏縄文土器など下層部出土の土器5点について、土器付着炭化物を放射性炭素年代測定にかけ、その年代を割り出しています。
これにより上記の問題や、ヤンガードリアス期との関係などに、一定の共通理解を得ることが出来るのではないかと考えています。
9月23日のお越しをお待ちしております。
北相木村教育委員会 藤森より
前回、このブログでお伝えした「栃原岩陰遺跡シンポジウム2010」
再度藤森さんからのお知らせです。
栃原岩陰遺跡の下層部から出土している表裏縄文土器については、これまで草創期末に位置づける意見と、早期初めに位置づける意見が対立していました。
実際に、早期押型文系土器より下の層位から出土していることや、石器等に押型文期とは異なる様相が認められるのも事実です。しかし一方で、関東地方の早期初頭井草式とよく似た土器の存在や、同じレベルから撚糸文系土器がわずかに認められることを指摘することも出来ます。
実は今回、表裏縄文土器など下層部出土の土器5点について、土器付着炭化物を放射性炭素年代測定にかけ、その年代を割り出しています。
これにより上記の問題や、ヤンガードリアス期との関係などに、一定の共通理解を得ることが出来るのではないかと考えています。
9月23日のお越しをお待ちしております。
北相木村教育委員会 藤森より
2010-09-16 09:42
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