矢出川の細石器 [旧石器]

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日本で初めて細石器文化が確認されたのは、1953年野辺山高原の矢出川遺跡だった。
佐久考古学会会長も務めた由井茂也さんと、旧石器研究のフロンテァ芹沢長介さんらが、吹雪の中で細石器を確認したことによる。

細石器は、カミソリの刃のような細石刃と、それを剥がす母体となる細石刃石核をさす。
写真の矢出川遺跡の細石刃石核は、矢出川型とも野辺山型ともいわれ、17000年前のもの。

矢出川で最初に確認された細石刃の遺跡は、50年を過ぎたいま、北海道から鹿児島までその存在が確認され、2000ヶ所に達している。
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